国立新美術館でルーヴル美術館展とマグリット展がやっていたので行ってきた。
ルーヴル展は観てみたかったのと、
マグリット展は姉がマグリットが好きなのでその影響で興味があったのと、
何より国立新美術館にまだ行ったことがなかったので行ってみたかったので。
ルーブルよりもマグリットの方が空いていたので、マグリットから観る。
思想(哲学)があっておもしろかったのと、
画風の変革も観られておもしろかった。
130もの作品が観られて充実していた。
いくつかメモ
「発見」女性の身体の一部が木になる。違うものに見えてくる。おもしろい。
「記念日」圧倒的なうっとうしさ。
「ヨーゼフ・ファン・デル・エルスト男爵と娘の肖像」写真のような精密さ。
「恋人たちの散歩道」暗黒の空でも恋人たちには青空。
「永遠の明証」あえて、顔、胸、下腹部、脚、足を分けて表現。
「呪い」空を切り取ったタイトルが「呪い」とは。
「美しい虜」「人間の条件」画中画。
「前兆」まるで雪崩が起きているよう。
「禁じられた世界」人魚姫の挿絵のよう.同じ人が書いたとは思えない画風の変化。
「快楽」鳥を貪る少女。
「光の帝国Ⅱ」夜と昼を同時に表現。
「ゴルコンダ」マトリックスみたい。空に点在する男たち。
「ある聖人の回想」場面の切り取り方が秀逸。私がイメージするマグリットの画。
ルーヴル美術館展は「日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」というテーマだったので、どちらかというと歴史博物館で西洋の歴史を見ているような感じだった。
コナン君のガイドを聞きながら観てみた。ガイドが付いているのはおもしろい。
人が多かったのとすごく好きな画が見つけられなかったのは残念だった。
美術館そのものは落ち着いていて美しく機能的だった。
ミュージアムショップやそのグッズもセンスがよかった。
http://www.nact.jp/