今年からhiroさんとTOHOシネマズで映画を観るときは
時間にかかわらず二人で2200円(一人1100円)で観ることができるようになったので、
アメリカン・スナイパーを観に行った。
クリント・イーストウッドが監督。
米軍の伝説のスナイパー クリス・カイルの半生が描かれている。
2003年のイラク戦争から4回にわたり戦地へ派遣され、
160人を射殺した「伝説野郎」らしい。
正義感が強く、心がやさしい、たまたま腕のいい彼はしあわせだっただろうか。
彼の妻はしあわせだっただろうか。
戦争は人を殺す。
肉体を殺された人間は死んでいくだけだけど、
精神を殺された人間はそれでも生きていかなくてはならない。
それを乗り越えようとした彼の精神力と彼を支えた妻の愛情も強かった。
戦争にハッピーエンドはない。
松葉杖をして映画を見に来たときのことを思い出した。
こんなにも自由になったんだなぁと実感した。
(まだ階段を降りるときは違和感があるが)