昨日、だんはんが来てくれた。
正直、ほっとした。
私が今住んでいるところは、
なんの被害もなく毎日平穏無事に過ごしている。
とはいえ、私は仕事柄、
私が勤めている会社の東北、関東、中部、近畿、四国の人たちが
力を発揮できるように見守り、環境を作る役目がある。
被災地の東北、計画停電の関東、
ここに情報を送るため、情報をウォッチし続けたり、
いろんなことを決める手助けをしたりしなくてはいけない。
毎日、しんどかった。
東北の被害を思う気持ちや、そこで働く仲間を助けたいと思う気持ち。
会社は事業を運営していかなくてはいけないから、
災害の影響のない西日本の稼働に影響が無いよう心を配る必要がある。
関東でつとめている人たちだってストレスが高くなっているし、
関東の情報システムに影響を受ける他の地域の人たちも多かれ少なかれ影響を受けている。
私は会社員としての自分は常にフラットでいなくてはいけないと思うし、
機能してなきゃいけないと思って仕事をしている。
被災された方のショックとストレスに比べれば些細なことだ。
そう思っていても、混乱の中、気持ちにも時間にもゆとりが持てない環境に置かれた人たちの関係性が悪くなっているのを
遠くからフォローするのはしんどい1週間だった。
通常業務でもすべきことは当然ある。
震災以外の突発事項も日々起こる。
そんな毎日だったから、だんはんが来てくれて本当にほっとした。
久しぶりにぐっすり眠った。
私はこの震災後、自分かだんはんのいる場所で同じことが起こったら
自分はどう行動するか?考えてた。
多分、私の性格から言ったら、一番大事なだんはんを後回しにしてすべきことをすると思う。
どの場所にいても、私は会社の皆さんやその家族の無事を確認し、
できるだけ皆が安全でいられるようにすると思う。
それが私の課せられている役目だから。
だから、だんはんには生き延びてもらうしかない。
私が会いに行けるようになるまでとにかく生き延びてもらうしかない。
・・・と思ってはいるが、いざ、その時、
私自身が生き延びる自信はあまりない。
でも、多分私は生きるんだろうと思う。