映画の日だったので映画を観に行った。
どちらともラブストーリーだった。
グレース・オブ・モナコはモナコの王に嫁いだグレース・ケリーの話。
実話を元にしたフィクション。
結婚までのなれそめはわからないけど、
しあわせだったはずなのに色々なものを犠牲(?)にしたり
自分らしさを失わされていたりしている感じだったグレース。
家族や夫が自分にとってどんな存在か、彼らにとって自分がどんな存在かを認識したときに、国の危機=夫の危機に自分に何ができるかを考えて行動した。内助の功・・・というかやっぱり自分の言葉を自分で世界に発信したかったのかもしれない、と思った。
とにかくニコールキッドマンが演じていた彼女は美しく、前向きでチャーミングな女性だったのでグレースケリーに興味が湧いた。
海運王オナシスの恋人 マリアカラスの存在もよかった。
ドラキュラZEROは殺人兵器として仕込まれた残虐な兵士が改心し、君主となった主人公ヴラドの話。ルーク・エヴァンスがかっこよかった。
ヴラドは素質があったんだと思う。強い意志を持つ素質。
でもでも「民衆のために」<「家族のために」な結末だったなぁと。
息子を残すために民衆の何人かをドラキュラにして最終的には殺してしまうのはやはり親の弱さなんじゃないかと感じてしまったり。
ストーリー全体が散漫な感じで薄味になっていたのが残念だった。
でも、やっぱりヴラドがかっこよかったからいいか。