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幸か不幸か

骨折をして病院に行った。
hiroさんに付き添ってもらっていた。
受診が終わった頃、携帯電話を確認すると、
母が入所している施設より留守番電話のメッセージが入っていた。
続き
土曜日から食事を取っておらず、水分もほとんど取れていないとのこと。
主治医の診断を受けた方がいいのではと言うので、病院に連絡。
来てもいいというので(本当が外来が午前中だけなので渋っていたが水分が取れていないので点滴をして欲しいとお願いしたら受け入れてくれた)
急遽レンタカーを借り施設に向かう。
両松葉杖姿の私に施設の方はギョッとしていた。
施設の車を出してもらい、後ろを付いて病院へ向かう。
母、車いす。私、車いす。
車いすで車いすを押す事は出来ないので、
私が受付を済ませ、hiroさんに母を連れてきてもらう。
しばらくすると名前が呼ばれ先生の診断。
ここでも両松葉杖の姿に驚かれる。
事前に連絡していた姉も来てくれた。
車いす2名、介助者2名。全くおかしな光景だ。
とりあえず500mlの点滴をした。
そして今後について、(年末年始を挟むという事も含め)
入院するか施設に帰るかを決める。
今回は楽観的に見て施設に戻る事を選択した。

施設に戻ると事前に連絡していた兄が到着していた。
兄弟三人と施設のスタッフで今後について相談。
食事時間(結局夕飯も水分しか取らなかった)を終えた母と家族4人で話した。

母の今後について母との同意は取っていないが、
治る病気(肺炎など)の場合は対応(緊急搬送含)してもらう。
ただし、今回のように食事や水分がとれていない状況が続いた場合、
施設で最低限の処置(最大3日間は点滴をして貰える)を施し、
回復しない場合は、家族が看取りを覚悟で状況を受け入れるという事にした。

もう長くないかもしれないし、
乗り越えてもう少し生きてくれるかもしれない。
それはお母さんにしかわからない。

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