兄や姉はまだ小さな子供がいるので、それぞれ一度家に帰った。
母の死後、すべきであろうことはたくさんある。
ちなみに昨晩が山場だと言われていたが母は頑張っている。
ありがとう。
・親戚に現状を連絡する。
・葬儀社を決める。
・葬儀会場を決める。(だいたいの場所のイメージを決める)
・ご参列いただく方のピックアップをする。(連絡する相手と誰が連絡するか決める)
・死後、手続きが必要と思われることの書き出しをする。
・書いたら、担当を決める。
ちなみに手続きが必要と思われること
・社会保険関係
・健康保険、介護保険等→区役所
・年金→ねんきん窓口
・基金→各基金窓口
・金融機関、クレジットカード等の手続き
・施設の退去関連(遺品の撤去、電話解約等)
夕方から少し様態が悪くなってきた。
全く水分が取れていないので脱水症状が進んできている。
今夜が本当の山場に違いない。
昨日から、施設のいろいろな担当の方が顔を見せに来てくれている。
ありがたい。
夕食の時間、食べられないのは承知で通常通りの夕食メニューを持ってきてくれた。
香りだけでも味わってくださいと言うことだった。
飲み込みや口に含ませることは、もはや不可能だったので、
お皿を鼻先に近付けて匂いをかがせたり、
スプーンの裏に僅かな水分と香りをこすりつけて舌に乗せたりした。
食べられない時に余計食べたくなって苦しい思いをしたかもしれないけど、
少しでも食事の気分を味わってほしかった。
スタッフさんたちの心遣いを伝えたかった。
夜、兄姉たちが戻ってきて、仕事に行っていたhiroさんも顔を出してくれた。
ありがたい。