2006年5月21日日曜日午前9時、快晴。 「登山国道に行ってみないか?」 このhiroの呼びかけに応じて東北自動車道佐野SAに集まったのはKaeru・シバヤマ・jacky・Genの4名。 この時点で登山国道の面白さに気付いているのは国道マニアのhiroただ一人。 残りの4人は、とりあえず呼びかけに応じたものの「登山国道って何?」って顔をしている。 そんな一行は午前9時半、佐野SAを出発。 目指すは福島県の白河インター。
|
|
|
途中上河内SAで給油休憩を挟みつつ、11時20分白河インターに到着。 登山国道を目指す前にまずは腹ごしらえ。 昼食には白河市名物の白河ラーメンをチョイス。 (ちなみに、人口50,000人弱の白河市には100軒近くのラーメン屋があるらしい) なかでもその白河ラーメンの元祖とも言うべき「とら食堂」で食べることにした。
|
|
|
地図を頼りに「とら食堂」を目指して走っていくと「ホントにこれでいいのか?」と不安になるぐらい市の中心部から離れていく。 (もっとも、不安になっていたのは先導役のhiroだけかも知れないが)
|
|
|
こうしてちょっとだけ道に迷いながらも無事到着したとら食堂は、嘘だろってぐらいに行列のできる店であった。 (実際に我々が到着してから食べ終わるまでの間、常に2〜30人は並んでいた)
|
|
|
待つこと一時間弱、ようやくありつけたとら食堂の白河ラーメン。 手打ちの麺をはじめとしてスープや具など、各人の評価はなかなか好評なものであった。
|
|
|
白河ラーメンを食べ終わって13時半。 いよいよ登山国道を目指してR289に入る。 R289は市街地こそ片側2車線だが、市街地を抜けるとのどかな田舎道に変わる。 目指す登山国道はR289の行き止まりにある。 そこでその行き止まりまでの区間をフリーとし、それぞれ自由に走ることとした。
|
|
|
14時半、R289の行き止まりに再集合した面々、待ちに待った登山国道へと向かう。 (と言っても、この段階でも待ちに待っていたのはhiroただ一人だったと思われる)
|
|
|
R289の行き止まりから登山国道へは、行き止まりの脇から出ている旧道へと繋がる支道から向かう。 支道を100mほど進むと、甲子温泉の温泉宿「大黒屋」が見えてくる。 その敷地にお邪魔してさらに進むと登山道の入口に到着。 ここからが登山国道の始まり。 バイクを停め期待に胸ふくらませ坂道を下る。 (ここまで来るとさすがに非国道マニアの4人にもワクワクした様子が見られる) その坂道を50mほど下ると阿武隈川の渓流に掛かるコンクリート製の橋が見えてくる。 どう頑張ってもバイクぐらいしか通れないだろうというその橋のたもとに健気にも立っているのがR289の国道標識。
|
|
|
そしてその橋を渡って石段を登り少し進むと、もはや自転車すら無理だろうという山道にもR289の標識が立っている。 しかもその標識を支えるポールは鉄製のそれではなく自然木。 その佇まいには非国道マニアの4人もいたく感動した様子。 さかんにシャッターを切るのであった。
|
|
|
登山国道を余すところなく堪能した一行は、再び温泉宿「大黒屋」へと戻る。 せっかく来たのだから温泉に浸かろうというわけである。 入湯料630円を払い旅館の母屋から地下通路 (「温泉の受付から湯船までと、登山道の入り口から目的地までほとんど変わらない距離でしたw」jacky談) を通り、渓流沿いに建てられた大岩風呂へ。 (ちなみにこの大岩風呂は混浴で、この日も女性が湯に浸かっていた もちろん別に女湯もあるのでGenはそちらで入浴)
|
|
|
一行は、温泉に浸かりロビーでまったり都合一時間ほど大黒屋で過ごしたあと、16時半帰路に着いた。 行きと同じく白河インターから東北自動車道に乗り、那須高原SAで休憩、佐野SAで夕食を摂ったのち、21時過ぎ流れ解散となった。
|
|
|