国内総人口、1億2761万人 増加は戦後2番目の低さ
総務省は12日、総人口を1億2761万9000人(03年10月1日現在の推計)と発表した。前年からの1年間で18万4000人増え、増加率は0.14%だった。人口の増加数、増加率はともに戦後最低を記録した前年に次ぐ戦後2番目の低さだった。
出生児数から死亡者数を引いた自然増は11万6000人と、戦後最低水準を記録した。出生児数で第2次ベビーブーム期(71〜74年)以降の減少傾向が続いている。
都道府県別の人口では19都府県で増えた。増加率は沖縄県の0.76%増がトップで、東京都0.75%、神奈川県0.71%と続く。一方、28道府県が減少し、減少率では秋田県の0.75%、和歌山県0.53%、青森県0.49%の順となった。
人口に占める年齢別の割合では、65歳以上の老年人口が全都道府県で上昇し、過去最高の19.0%(前年比0.5ポイント増)となり、高齢化社会が進行した。
(03/12 22:29) asahi.comより |