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2013F1第2戦 マレーシアGP決勝

外野から観ている分にはエキサイティングでとても面白かったけど・・・ 続き

フェテル後味悪い勝利/F1

<F1:マレーシアGP>◇決勝◇24日◇セパン・サーキット◇1周5.543キロ(56周)

 後味の悪い勝利だった。レッドブルのセバスチャン・フェテル(25=ドイツ)は、先頭を走る同僚マーク・ウェバー(オーストラリア)の後ろにいた。チームからは、そのままポジションをキープしろとの指示が出ていた…はずだった。

 だが、史上3人目の4連覇を狙う王者は、46周目に強引に仕掛けた。1つめのターンで前に出る。車体がぶつかり合う中、次のターンでウェバーが再逆転したが、4つめのターンの立ち上がりで一気にスパートを掛けた。行き詰まるバトルの末に今季初勝利、ジャッキー・スチュワート(英国)に並ぶ史上6位タイの通算27勝目を挙げた。だが、ウェバーは怒り心頭だった。

 遺恨が残るレースに、フェテルは「チームからの指示を無視したわけではないんだ。チームから受けたメッセージを誤解してしまった。バトルを続ければ、お互いにタイヤをダメにして、2台とも下位に沈んだ可能性だってあった。僕のやったことに対して、マーク(ウェバー)やチームが不満を覚えていることは理解できる。彼らに説明して、話し合いたい」と、複雑な表情で釈明していた。

(03/24 22:56) nikkansports.comより

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