53日ぶり猛暑日ゼロ 停滞前線の冷気が影響
日本列島は26日、停滞前線北側の冷たい空気の影響を受け、7月4日以来53日ぶりに、観測点927の中で気温35度以上の猛暑日地点がゼロとなった。今夏で最も多かったのは、8月11日の297地点だった。
気象庁によると、26日は鹿児島県奄美市(奄美空港)の33・7度が最も高く、他に沖縄県・久米島で33・2度、群馬県館林市で32・9度を観測した。30度以上の真夏日は149地点。各地に雨をもたらした停滞前線は九州から列島の南海上に延びた。
今夏の猛暑日は、近畿などが梅雨明けした直後の7月10日から12日に100地点を超えた。13日から8月6日までは100地点以下で推移。7日から16日連続で100地点を超え、25日は鹿児島市の1地点だけが猛暑日だった。
12日には高知県四万十市で国内観測史上最高の41・0度を記録。四万十市は10日から4日連続で40度台だった。
(08/26 20:53) MSN産経ニュースより |