東日本の大雪「異常気象」…30年に1回以下
東日本を中心に今年2月、2度にわたって大雪が降ったことについて、気象庁は4日に開いた専門家による検討会で30年に1回以下の頻度の「異常気象」だったとの見方を示した。
降雪が増えたのは、関東地方などに雪をもたらした南岸低気圧が、日本列島の東海上に発生した「ブロッキング高気圧」に行く手を阻まれ、ゆっくりと進んだためと分析した。
同庁によると、ブロッキング高気圧は偏西風の蛇行などによって発生したとみられる。さらに、2月前半は、大陸側の寒気が本州付近に流れ込みやすい状況だったことも影響しているという。
(03/05 10:09) YOMIURI ONLINEより |