関東、四国で今ごろ？春一番　高知では桜咲く

　気象庁は18日、関東と四国に「春一番」が吹いたと発表した。日本海の低気圧に向かって暖かい南寄りの風が吹き込み気温も上昇した。いずれも昨年より17日遅い。一方、高知地方気象台は18日、高知市で桜（ソメイヨシノ）が開花したと発表した。気象庁によると今シーズンのソメイヨシノの開花は国内で最も早い。高知での桜開花は、記録的早咲きだった昨年より3日遅く、平年より4日早い。

　今年の春一番は、北陸と九州南部・奄美、中国地方で吹いている。気象庁によると、18日昼までの最大瞬間風速は東京都心18.9メートル、千葉市19.8メートル、横浜市21.6メートル。最高気温は都心が19.7度、千葉市が18.1度、横浜市18.4度。

　春一番の基準は地域で若干違うが、立春から春分までの間に日本海で低気圧が発達して南寄りの強い風が吹き気温が上がった初めの日を目安としている。

　民間の気象情報会社ウェザーマップによると、東京の開花予想は3月26日と平年通りで、昨年より10日遅い。仙台は4月12日、札幌は5月1日とみている。

(03/18 12:47)　MSN産経ニュースより