【F1】フェテル優勝、可夢偉好走で7位入賞 日本GP決勝
F1世界選手権シリーズ今季第16戦・日本GPは10日午後3時から、三重・鈴鹿サーキット(1周5.807キロ)で24台が参加して53周の決勝を行い、ポールポジションから出たレッドブル・ルノーのセバスチャン・フェテル(ドイツ)が1時間30分27秒323(平均時速203.948キロ)で第9戦・欧州GP以来の今季3勝目、通算8勝目を挙げた。フェテルは日本GPでは2連勝。
初の母国GPに臨んだ小林可夢偉(BMWザウバー・フェラーリ)が7位となり、今季3戦ぶり6度目の入賞を果たした。
フェテルの同僚でドライバーズ・ランク首位のマーク・ウェバー(豪州)が2位。フェルナンド・アロンソ(スペイン=フェラーリ)が3位、ジェンソン・バトン(英国=マクラーレン・メルセデス)が4位、ルイス・ハミルトン(英国=マクラーレン・メルセデス)が3位と、王座を争う3人が上位に入賞した。山本左近(HRTコスワース)は16位で完走した。
スタート直後に4台がクラッシュを起こし、セーフティーカー先導で全コース追い越し禁止となる波乱の出だしとなったが、混乱の中でトップを守ったフェテルは、途中、ピットインのタイミングの差で順位を落としたものの、39周目にトップに戻り、そのまま後続を抑えきった。
序盤から中盤にかけて積極的に前走車を抜いた小林は、タイヤ交換のピットインを遅らせて一時は5位を走行。しかし先にピットに入った後続車との差を十分に広げられないままピットに入り12位まで下げた。それでも、そこから前走車を次々にパス。トラブルやクラッシュで脱落した上位者もいたことで7位でチェッカーを受けた。
第17戦・韓国GPは22〜24日、新設の韓国国際サーキットで開催される予定。11日には国際自動車連盟(FIA)によるサーキット査察が行われ、最終的に開催の可否が決まる。
(10/10 16:48) MSN産経ニュースより |
【F1】可夢偉、5台抜きの激走 鈴鹿は興奮のるつぼに
全車がタイヤ交換を終え、順位がほぼ固定するレース終盤。可夢偉が鈴鹿を興奮のるつぼにたたき込んだ。周回ごとに前走車との距離を縮め、ヘアピンで抜きにかかる。接触されてもかまわず前に出ると、次の獲物に狙いを定める。12番手から3台を次々にパス。トラブルやクラッシュで脱落した車もあって7位まで順位を上げてみせた。
「結構冷静でした。あの位置(予選14位)から前に行くには、あれしかなかった」。作戦どおりだったと振り返る。
硬めのタイヤで終盤まで走り、軟らかくタイムを出せるタイヤに換えてから抜きにかかる。「彼がこの1年で学んできたことです」とはブリヂストンのタイヤ開発責任者である浜島裕英氏。もちろん簡単にできることではない。成長ぶりを母国で遺憾なく披露した。
日本メーカーが続々撤退する中、F1のおもしろさを日本人に伝えようと孤軍奮闘している。日本GP前はテレビやトークショーなどで必死に盛り上げようとしてきた。「それで成績がさんざんだったら(ファンに)悪いですからね」。しれっと言うと、「これで興味のない人がおもしろいと思ってくれれば」。日本のF1を背負って立つ自覚を感じさせた。(只木信昭)
(10/10 19:05) MSN産経ニュースより |
いやぁ可夢偉が熱かった! CSで生中継観て、さらにプラスして地上波でも観て、それでも熱かった!
菌
たしかに可夢偉の走りには興奮した!