笑い飯、最後のM1王者に 「Wボケ」9度目の正直
最後の若手漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2010」の決勝が26日、東京・六本木のテレビ朝日スタジオで開かれ、9回目の決勝挑戦だった笑い飯(よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属)が初めて優勝し、賞金1千万円が贈られた。
笑い飯はともに奈良県出身の哲夫さん(36)と、西田幸治さん(36)が、00年7月に結成したコンビ。ボケとツッコミを交代しながらヒートアップしていく「Wボケ」と呼ばれる独特の漫才スタイルで知られ、02年から毎年決勝に残っていたが、2位が3度などあと一歩のところで、王者の座を逃し続けてきた。「九度目の正直」となった西田さんは「やっとです。やっと取れました」と喜びを語った。
M-1は結成10年以下を対象に01年にスタート。10回目を迎えた今大会のエントリー数は当初の3倍余りの4835組だった。主催の吉本興業と決勝を放送してきた朝日放送は全国に漫才を広める目標を達成したなどとして、今大会限りでの打ち切りを決めた。
(12/26 20:57) asahi.comより |