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2012F1第2戦 マレーシアGP決勝

ザウバー躍進は嬉しいのだが・・・。続き

アロンソが優勝、ペレス初表彰台 マレーシアGP決勝

 F1世界選手権シリーズ今季第2戦・マレーシアGPは25日、クアラルンプール近郊のセパン・サーキット(1周5.543キロ)で24台が出走して56周の決勝を行い、フェラーリのフェルナンド・アロンソ(スペイン)が2時間44分51秒812(平均時速112.969キロ)で昨季第9戦・英国GP以来の優勝を果たした。通算28勝はジャッキー・スチュワート(英国)を抜いて、歴代単独5位。

 F1参戦2年目のセルヒオ・ペレス(メキシコ=ザウバー・フェラーリ)が2位に続いた。22歳59日での表彰台は、ルイス・ハミルトン(英国=マクラーレン・メルセデス)を抜いて歴代8位の若さ。ポールポジションから出たハミルトンが3位。小林可夢偉(ザウバー・フェラーリ)は終盤、リタイアした。

 スタート前に降り出した雨で、各車がインターミディエイト(軽い雨用)タイヤをはいてスタート。雨が徐々に激しくなる中、4周過ぎから多くの車がウエット(強い雨用)タイヤに交換したが、機先を制して1周目にウエットタイヤに換えていたペレスが中断時点で3位に浮上した。

 レースは9周目に赤旗が出て約50分間、中断。レース再開後、今度は徐々に路面が乾き、13〜14周目に多くがウエットタイヤからインターミディエイトに交換。この際、3位に浮上していたアロンソはピット作業のタイミングでハミルトンをかわしてトップに立つと、その後は終盤のペレスの追い上げを抑え切った。

 昨季覇者のセバスチャン・フェテル(ドイツ=レッドブル・ルノー)は他車との接触でタイヤを破裂させるなどアクシデントを抱えて11位でゴール。開幕戦・豪州GPを制したジェンソン・バトン(英国=マクラーレン・メルセデス)も他車との接触でフロントウイングを破損するなどして順位を落とし、14位に終わった。

 第3戦・中国GPは4月13〜15日、上海国際サーキットで行われる。

(03/25 20:26) MSN産経ニュースより

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