参戦111戦目、ロズベルク初V 可夢偉は10位 中国GP決勝
F1世界選手権シリーズ今季第3戦・中国GPは15日、上海国際サーキット(1周5.451キロ)で24台が出走して56周の決勝を行い、ポールポジションから出たニコ・ロズベルク(ドイツ=メルセデス)が1時間36分26秒929(平均時速189.778キロ)で、参戦111戦目で初の優勝を果たした。メルセデスは2010年のF1復帰後では初優勝。
開幕戦を制したジェンソン・バトン(英国=マクラーレン・メルセデス)が2位。同僚のルイス・ハミルトン(英国)は3位で、3戦連続の表彰台。
自己最高の3番手からスタートした小林可夢偉(ザウバー・フェラーリ)は10位で、今季2度目の入賞とした。
好スタートで飛び出したロズベルクは序盤に2位以下との差を広げると、その後はリードを守った。小林はスタートで出遅れ1周目に7位にまで落ち、さらにタイヤ交換のタイミングなどで14位まで落とした。その後は着実なペースで少しずつ順位を上げたが、タイヤ戦略のミスもあり10位にとどまった。40周目に出した1分39秒960は最速ラップとなった。
昨季覇者のセバスチャン・フェテル(ドイツ=レッドブル・ルノー)は5位、第2戦を制したフェルナンド・アロンソ(スペイン=フェラーリ)は9位。2番手から出たミヒャエル・シューマッハー(ドイツ=メルセデス)はリタイアした。
第4戦・バーレーンGPは20~22日、バーレーン国際サーキットで行われる。
(04/15 18:00) MSN産経ニュースより |