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2012F1第8戦 ヨーロッパGP決勝

久しぶりに出入りの激しい展開で8は成らず・・・。続き
それはそれとして、亜久理、琢磨に続いての可夢偉表彰台はいつ実現するんだろうか・・・?

アロンソが今季2勝目、小林はリタイア 欧州GP決勝

 F1世界選手権シリーズ今季第8戦・欧州GPは24日、スペイン・バレンシアの市街地コース(1周5.419キロ)で23台が出走して57周の決勝を行い、11番手から出た地元スペインのフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が1時間44分16秒649(平均時速177.727キロ)で第2戦・マレーシアGP以来の今季2勝目、通算29勝目を挙げた。

 今回が5度目となるバレンシアでの欧州GPで、アロンソが優勝したのは初めて。開幕戦から続いた、全レースで優勝者が異なる記録は7でストップした。

 2007年覇者のキミ・ライコネン(フィンランド=ロータス・ルノー)が2位。ミヒャエル・シューマッハー(ドイツ=メルセデス)が3位で、10年のF1復帰後で初の表彰台に上がった。4位はレッドブル・ルノーのマーク・ウェバー(豪州)だった。

 小林可夢偉(ザウバー・フェラーリ)は今季3度目のリタイアに終わった。

 ポールポジションから出たセバスチャン・フェテル(ドイツ=レッドブル・ルノー)がスタートからレースをリード。中盤、下位のクラッシュでセーフティカー(SC)先導となり2位以下に築いた約30秒の差を失うと、再開直後にトラブルで車を停めた。

 代わってトップに立ったアロンソは、2番手にいたロマン・グロジャン(フランス=ロータス・ルノー)がトラブルでリタイアし、後続との差が広がると、ペースを落としてタイヤをセーブ。最後まで逃げ切った。

 終盤、2番手を走行していたルイス・ハミルトン(英国=マクラーレン・メルセデス)はタイヤの摩耗でペースを落とし、ライコネンに抜かれると、続いてパストール・マルドナド(ベネズエラ=ウィリアムズ・ルノー)に抜かれた際に接触し、側壁に激突しコース上で停止。これでマシンを破損したマルドナドをシューマッハーが抜き、3位に上がった。

 7番手発進の小林は1周目に4位へ浮上すると一時は3位を走行したが、タイヤ交換後に巻き込まれた混雑の中で他車にコースを閉められ側壁に接触。破損したウイングを交換したことで18位まで落ちた。その後、一時順位を上げたがピットに戻り車を降りた。

 小林はSC先導からの再スタート直後にフェリペ・マッサ(ブラジル=フェラーリ)と接触した責任で、次戦ではスタート順を5番手降格されるペナルティーを受ける。

 第9戦・英国GPは7月6〜8日、シルバーストーン・サーキットで行われる。

(06/24 23:06) MSN産経ニュースより

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