「アバター」興行収入歴代1位に 「タイタニック」抜く
【ロサンゼルス=堀内隆】ジェームズ・キャメロン監督の最新映画「アバター」の全世界興行収入が、同じ監督の「タイタニック」(1997年)を抜き、史上最高額を記録した。配給会社の20世紀フォックス映画が25日、発表した。コンピューター・グラフィックスで描かれる星の自然風景の美しさや3Dの映像が観客を引きつけたようだ。
同社によると、25日現在、「アバター」の全世界興行収入は18億5500万ドル(約1670億円)。「タイタニック」の記録は18億4290万ドル(約1659億円)だった。「タイタニック」が1年半かかって達した数字を「アバター」は公開後39日で更新した。日本でも5週連続で興行収入1位を記録している。
「アバター」は22世紀の宇宙空間を舞台に、鉱物資源豊かな星の支配を目指す人類と、その星に住む先住民の戦いと恋を描いた。17日に発表された米ゴールデングローブ賞のドラマ部門で作品賞と監督賞を受賞した。
(01/26 16:36) asahi.comより |
だって、俺も2回観て売上に貢献したもん。
もしかしたら、もう一回別方式の3Dで観るかもだし。
とは言え、これは大げさだろ。
平凡な日常いや…アバター観賞後、米でうつ症状多数
【ワシントン=勝田敏彦】映画「アバター」を見た後に平凡な日常に戻って落ち込んでいる人々がいる、との報道やインターネットへの投稿が米国で相次いでいる。「アバター観賞後うつ」とでも呼ぶべき症状で、ネットには「患者」からの声が多数書き込まれている。
この現象は、3D(3次元)で描かれた美しい神秘の惑星パンドラの風景や、自然と調和した住民の平和な生活に魅せられた人が、現実の生活との差に悩むことで起きているようだ。
ネット上にある映画のファンの英語のページに「パンドラの夢によるうつから脱する方法」というコーナーができ、人々の悩みが書き込まれている。
「映画から日常に戻り、本当に落ち込んだ。もう1回見て、絶望感から立ち直った」「映画を見てから、遊ぼうという気がなくなった」「パンドラのような所を探そうとしたが、見つからなかった」
米CNN電子版は「この映画は、仮想的な世界を作る技術としては最高。逆に、映画に出てくるユートピアと全く違う現実が一層不完全に見えてしまう」という精神医学の専門家の分析を紹介している。
この現象は日本でも話題になっており、ネットには「日本はアニメ・ゲーム文化が根付いていて、そこまでの人はいないのでは」といった見方がある。一方で「映画の宣伝ではないか」という意見もでている。
(01/27 00:00) asahi.comより |