日本時間8日に発表されるアカデミー賞作品賞最有力候補と言われている「ハート・ロッカー」をフラリとレイトショーで観てきた。 何と言っても本作の監督が、同じく作品賞および監督賞候補に挙がっているアバター監督の元嫁というのが興味をそそるではないか。
まっそれはさておき、映画自体もとても興味深かった。 無駄に盛り上げるようなこともせず淡々と、それでいて確実に登場人物や舞台背景を描いていて、気が付けばすっかり引き込まれてしまっていたような気がする。 だからこそ、ラスト近くに見せられた棚に並ぶ異常な数のシリアルフードは、バグダッドの戦闘地域よりむしろ非現実的に見えてしまったのだろう。 作品的にも監督的にもアバターよりこっちの方が上だな。
ってなわけで、85点ってことにしておく。