【F1】ウェバー4勝目、小林4度目入賞 ハンガリーGP決勝
F1世界選手権シリーズ今季第12戦・ハンガリーGPは1日、ブダペスト近郊のハンガロリンク(1周4.381キロ)で24台が出走して70周の決勝を行い、2番手スタートのマーク・ウェバー(豪州=レッドブル・ルノー)が1時間41分5秒571(平均時速181.989キロ)で、第10戦・英国GP以来の今季4勝目、通算6勝目を挙げた。
小林可夢偉(BMWザウバー・フェラーリ)は9位で、今季2戦ぶり4度目の入賞を果たした。
前戦・ドイツGPを制したフェルナンド・アロンソ(スペイン=フェラーリ)が2位、ポールポジションから出たセバスチャン・フェテル(ドイツ=レッドブル・ルノー)が3位。フェラーリのフェリペ・マッサ(ブラジル)が4位に続いた。
スタートでアロンソに抜かれたウェバーはレース序盤、コース上の障害物除去のためにセーフティーカー(SC)が導入された際、各車がタイヤ交換でピットに入る中でコース上に残ってトップに。その後、後続との差を広げてからタイヤ交換を行い、トップを守った。
アロンソはフェテルが違反走行によりドライブスルーのペナルティーを受けた間に2位に上がり、その後はフェテルの追撃をかわした。
ルイス・ハミルトン(英国=マクラーレン・メルセデス)がギアボックストラブルでリタイアしたため、ウェバーがハミルトンを抜いてランキングで首位に上がった。
予選時のピットレーンでの信号見落としで予選18位から5番手降格され、23番手発進となった小林は、スタートで16位まで順位を上げるなど好走。14番手上げて9位でゴールした。F1復帰3戦目の山本左近(HRTコスワース)は19位で、今季2度目の完走とした。
シリーズはこれで夏休みに入り、第13戦ベルギーGPは27〜29日、スパ・フランコルシャンで行われる。
(08/01 23:12) MSN産経ニュースより |
いろんな事が目まぐるしく起こって最後まで目が離せなかったレースであった。