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いったいいつまで続くん残暑?

スーパー残暑どこまで続く?9月史上最高242地点

 気象学上は夏が終わり9月に入ったのに、1日の日本列島は全国的に太平洋高気圧に覆われ各地で猛暑日となった。全国242地点で9月として観測史上最高(過去タイ含む)を記録、うち3地点は通年でも最高(同)となった。

 気象庁によると、全国の観測点921カ所のうち、30度以上の「真夏日」は789地点。うち35度以上の「猛暑日」は157地点に達した。

 この日、気温が高かった主な地点は、京都府の舞鶴38.3度(9月として過去最高)、兵庫県の豊岡37.9度(同)、福井県の小浜37.4度(観測史上最高タイ)など。

 東京都心(大手町)は35.9度。9月に猛暑日となるのは、2000年9月2日以来、10年ぶりという。

 同庁は、沖縄を除き5日ごろから1週間程度、気温が平年よりかなり高くなる恐れがあるとして「異常天候早期警戒情報」を発表。熱中症などに引き続き注意するよう呼び掛けている。

(09/01 18:39) MSN産経ニュースより

今夏は「歴史的酷暑」 明治31年以降で最高

 気象庁は1日、今年夏(6〜8月)の日本の平均気温は平年(昭和46〜平成12年の平均)を1.64度上回り、統計を開始した明治31(1898)年以降、最高だったと発表した。

 これまでの統計史上最高は、平成6年夏(平年比プラス1.36度)だった。

 地点別でみても、全国の気象台、測候所など154地点のうち札幌、仙台、東京など61地点で、平均気温が観測史上最高(過去タイ記録含む)だった。熱中症の多発などが問題となった今夏の「スーパー酷暑」があらためてデータで裏付けられた。

 夏期間の平均気温は、過去の観測データが残り、観測点移転などに伴う変動の小さい国内17地点について、平年との差を算定した。

(09/01 16:55) MSN産経ニュースより