MotoGP、スペインGPも延期 新型コロナ影響
【3月27日 AFP】5月3日に決勝が予定されていた世界ロードレース選手権(WGP 2020)第5戦のスペインGPが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)により延期されることになった。
MotoGPを運営しているドルナスポーツ(Dorna Sports)と国際モーターサイクリズム連盟(FIM)は26日、「現在コロナウイルスが大流行しているため、大会の日程変更を余儀なくされた」と発表した。
「状況は刻々と変化し続けており、スペインGPの新たな日程は、いつ開催できるかが正確に判明するまで決められない」
MotoGPクラスでは、すでにシーズン開幕戦として予定されていたカタールGPが中止になっている。また、この後に行われるはずだったタイGPや米国GP、アルゼンチンGPもすべて延期が決まっており、ドルナスポーツは、これらのレースをシーズン後半に組み込むことを望んでいる。
ドルナスポーツはすでに、今シーズンの終了を2週間延ばし、11月29日に最終戦の決勝を行うと明かしていた。
FIMとドルナスポーツは発表文の中で「改定されたカレンダーをできるだけ早く公開する」と記した。
現時点では、仏ルマン(Le Mans)のブガッティ・サーキット(Bugatti Circuit)で5月17日に予定されているフランスGPでシーズンは開幕することになっている。(c)AFP
(03/27 17:42) AFPBB Newsより |