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十三人の刺客

今年は珍しく「告白」「海猿」と邦画を観ているので、その流れでたまには時代劇が観たくなり「十三人の刺客」を観てきた。
だいそれた企ての割にはあっけなく13人集まったり、クライマックス次から次へと現れた敵侍が徐々にではなく最後の最後で急に数が少なくなったり、暴君を稲垣吾郎が演じるのはいくらなんでも似合わないんぢゃないかと思ったり等々、若干の違和感を感じないでもなかったが、美術も素晴らしかったしテンポも良かったし、見応えはあったと思う。
そんななわけで、75点ってことにしておく。

THE LAST MESSAGE 海猿 3D

最近の和製ディザスタームービーはどんなもんぢゃろか。 最近の和製3D映画はどんなもんぢゃろか。 そんな思いで隣のさらに隣村まで出かけて「THE LAST MESSAGE 海猿 3D」を観てきた。
まず映画の方はというと、最初からアクセル全開はいいのだが、起伏も何もないので結果的にヤマ無しオチ無し伏線無しな感じ。 で、3Dの方はというと、実写部分の大半は通常の2D、CG部分がかろうじて3Dの合わせて2.05Dといったところ。 なんだかなぁ・・・。
そんなわけで60点ってことにしておく。

バイオハザードIVアフターライフ 3D 吹替版

フと思い立って「バイオハザードIVアフターライフ 3D」を吹替版で観てきた。 本来であればアンデッドものにはまったく興味はないのだが、アバター以来の本格3D撮影らしい(以前観たアリスは通常撮影後に3D処理している)ので、んぢゃ観てみるかと。
で、まず3Dの方は、編集が早すぎるせいか今ひとつ3Dを脳内補完しきれなかった気がする。 遠景中景近景がくっきり分離して見えてしまうというか何と言うか。 やはりアバターのような非リアルな世界の方が、脳内補完しやすいのかもしれない。 そして映画の中身の方はというと、ハッキリ言ってシリーズ初見では世界観とか人物設定がイマイチ把握できなかったが、正直言ってそんなに深い映画でもないから、まっいんぢゃねーのって感じ。
そんななわけで、65点ってことにしておく。

2001年宇宙の旅

午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本で、「2001年宇宙の旅」を観てきた。 制作年は1968年。 当然のことながら初公開時は観ていないので、その後のリバイバル上映が初見。 ちなみに、当作品のパッケージ物としては、今現在もベータ1本、LD1枚、DVD2枚、Blu-ray1枚を所有していたりする。
そして、久しぶりのスクリーンでの鑑賞。 正直に言うと、トータルで5分ほど寝てしまったが、それでも大好きな一本ではあることに変わりはない。

特攻野郎Aチーム THE MOVIE

フラリと「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」を観てきた。 オリジナルのTVシリーズはまったく観ていないので、思い入れは一切無い。 ただ単に、肩の凝らないお気楽おバカアクションムービーを欲していただけ。
が、暇つぶしにもならないぐらいの出来でがっかりした。 まず、オープニングがかったる過ぎ。 最初の5分でこれは期待できないと思ってしまった。 さらにB.A.役の役者が(実際はレスラーらしいが)、英語が不得手の俺でもわかるぐらい大根過ぎ。 その他、アクションもストーリーも何もかも中途半端すぎ。 久しぶりに金返せと言いたくなった。
そんなわけで、40点ってことにしておく。

コメント一覧

Gen      2010/08/29(日) 10:49   edit / delete

70点以上だったら観に行こうと思っていたのに・・・残念。

hiro      2010/08/29(日) 14:29   edit / delete

お気楽おバカを期待しすぎていたせいもあるが、ガッカリ感が半端無い。

告白

フラリとナイトショーで「告白」を観てきた。
告白すると、邦画にはさほど期待しない質なのだが、プレミアシートで観られて1,200円なら悪くないかと。 評判も良いようだし・・・。 という程度の動機で観に行ったわけだが、ものの見事に裏切られましたよ。 いったいこの映画はどこへ向かうんだ? 果たして出口はあるのか? と思いながら観ていたが、まさか出口はそこでしたか。 鑑賞後に胸のすくような作品ではないが、もうね安っぽいヒューマニズムなんてクソ喰らえの快作でしたよ。 なんてね。
そんなわけで85点ってことにしておく。

インセプション 日本語吹替版

ポイントが貯まったので「インセプション」を、渡辺謙の吹き替えはやはり彼自身がやるのか知りたくて日本語吹替版で観てきた。 結論は彼自身が吹き替えていた。
さて映画の方はというと、観ている間は疑問を差し挟む間もなく展開していって、そういう意味では飽きずに観られた。 夢の中に入ってアイディアを盗むなり、植え付けるなりというコンセプトも面白かったし。 ただ、観終わったあと、夢ってそんなに理路整然としているものかと、畳になった夢を見たことがある俺は思うのであった。
そんなわけで、可もなく不可もなくのチョッと上の73点ってことにしておく。

トイ・ストーリー3 日本語吹替版 3D

緊急帰郷した本部長と「トイ・ストーリー3」を観てきた。 もちろん3Dで。
1作目が1995年だから、15年目にしてシリーズ完結。 その間のCG表現の向上ぶりにまず驚く。 脚本もさすがピクサー印でよく練られてる、ホントによく練られてる。 逆に優等生過ぎて面白みが無いぞってぐらいに良くできてる。
そんなわけで80点ってことにしておく。

レポゼッション・メン

フラリとナイトショーで「レポゼッション・メン」を観てきた。
近未来、人工臓器のローン滞納者から臓器を回収する回収屋(レポメン)の話なわけだが、そもそもスラム街の連中までもが人工臓器を大量に使ってるって事は、その人工臓器は回収しなきゃいけないほどの価値なのか? 持ち主の命を奪ってまで。 てか、レポメンは殺しのライセンスを持っているのか? なんか世界設定がチンプンカンプンで、訳ワカランかった。
思い付きで急に選んだ映画なので特に情報も思い入れもなかったわけだが、こんな事なら別のにすれば良かった。 そんなわけで55点ってことにしておく。

薔薇の名前

肩が凝ってもいいので、午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本の中の「薔薇の名前」を観てきた。 制作年は1986年。 ちなみに公開当時に一度観てはいるがDVD等は持っていないので、24年ぶりの再鑑賞。
初見の時はとっても重厚かつ濃厚な映画に思えたのだが、改めて観るとそうでもなかった。 これは、24年経って世の中が重苦しくなったのか、それとも自分が濃ゆくなったのか。 多分両方だろうな。
とにかく好きな一本ではあることに変わりはない。