東京都心で桜開花 10日早いスピード記録
気象庁は16日、東京都心で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。平年より10日早く、昭和28年の統計開始以降で最も早い平成14年の記録に並んだ。見ごろは1週間から10日後とみられる。
今シーズンは福岡、宮崎両市で統計史上最も早い(福岡は過去タイ記録)13日に開花するなど、記録的な早咲きペースとなっている。気象庁は、冬場に気温が低く、花芽が寒気にさらされて目覚める「休眠打破」が順調だったことや、2月末以降の高温が原因とみている。
16日、気象庁の担当者が、定点観測している靖国神社の「標本木」で、5、6輪以上が咲いて開花の条件を満たしているのを確認した。
(03/16 11:53) MSN産経ニュースより |