列島各地、35度超の猛暑広がる　関東甲信は梅雨明け

　日本列島は6日、南から暖かい空気が流れ込んだため広い範囲で気温が上がり、全国の200地点以上で真夏日となった。新潟県や香川県の一部では35度を超える猛暑日となった。

　気象庁は6日、関東甲信地方が平年より15日早く梅雨明けしたとみられると発表。関東甲信や東北など各地に「高温注意情報」を出して、小まめに水分を補給したり、冷房を適切に使ったりして熱中症に注意するよう呼び掛けた。

　気象庁によると、午前10時40分までの最高気温は、新潟県糸魚川市35・8度、香川県三豊市35・4度、金沢市34・7度、福井県小浜市34・5度、富山県高岡市34・2度。東京都心でも30度を超えた。

　夏の暑さをもたらす太平洋高気圧が南東から日本付近に張り出したため、関東甲信は西日本各地に先駆けての梅雨明けとなった。平年では南から勢力が強まり、西から梅雨明けすることが多い。

(07/06 11:56)　MSN産経ニュースより