横浜、川崎や沿岸部に暴風雪警報

　横浜地方気象台は8日午前10時55分、横浜・川崎、三浦半島、湘南、西湘に暴風雪警報と大雪警報、相模原、県央、足柄上に大雪警報を発表した。

　県内はほぼ全域で雪となっており、午前11時現在の積雪は横浜市中区で6センチ、相模原市中央区で7センチ。

　降雪などの影響で、首都高速湾岸線の一部、圏央道、新湘南バイパス、小田原厚木道路などが通行止め。JRや私鉄も一部の列車に運休や遅れが生じている。

　気象台は今後さらに風雪が強まるとみて注意を呼び掛けており、9日までの降雪量は東部と西部の平地で20センチ、西部の山沿いで40センチと予想している。

(02/08)　カナロコ -- 神奈川新聞社より

首都圏で記録的積雪　都心は16年ぶり10センチ超　事故続出、交通混乱

　日本列島は8日、南海上を急速に発達しながら進んだ低気圧の影響で、東京都心（大手町）の積雪が12センチを観測するなど、関東甲信を中心に記録的な大雪となった。都心で10センチを超える積雪は1998年1月以来、16年ぶり。東日本や東北では9日にかけて大雪が続く所があるという。

　歩行者の転倒や車のスリップ事故によるけが人が続出。羽田空港の午後の発着便は大半が欠航し、東海道・山陽新幹線に大幅な遅れが出たほか、高速道路の通行止めなど首都圏を中心に交通網が大きく乱れた。

　気象庁は関東甲信の広い範囲に大雪警報を出して警戒を呼びかけた。風も強まり、千葉県全域と横浜市、川崎市などには暴風雪警報も出た。埼玉県熊谷市で15センチ、千葉市で12センチ、横浜市10センチなど関東の各地で積雪を観測。甲府市で38センチ、長野県松本市では47センチに達した。

(02/08 17:10)　MSN産経ニュースより