列島各地、また大雪　横浜9センチ、名古屋7センチ　関東南部、次第に雨へ

　日本列島は14日、発達中の低気圧の影響で、西日本から東日本の太平洋側の各地で先週末に続き大雪となった。午後になって首都圏を含む関東南部の平野部でも雪が強まり、横浜市で9センチ、東京都心（大手町）で2センチの積雪を観測した。

　先週の雪がまだ残る埼玉県熊谷市で13センチ、甲府市で36センチと再び積雪が増えたほか、奈良市で観測史上4番目の15センチ、名古屋市7センチ、大阪市4センチを記録。徳島市や高松市でも積もった。雪は西日本から徐々に弱まり気温も上昇した。関東南部では15日朝にかけて雨に変わる見通し。

　気象庁は京都府や奈良県の一部、山梨県全域などに大雪警報を発表し、警戒を呼び掛けた。羽田発着などの航空便の一部が欠航となり、東海道・山陽新幹線に遅れが出た。都内など一部の大学では入学試験の開始時刻を繰り下げた。

(02/14 17:12)　MSN産経ニュースより