関東甲信・北陸も梅雨入り　6日朝にかけ強雨のおそれ

　気象庁は5日、関東甲信地方で梅雨入りしたとみられると発表した。平年より3日早く、昨年よりも5日早い。北陸地方もこの日、梅雨入りした。

　梅雨前線を伴う低気圧の影響で、西日本の太平洋側では5日、大雨が降り続いている。東日本でも5日夜から6日朝にかけて強く降る可能性があり、気象庁は土砂災害や川の増水などに注意を呼びかけている。

　気象庁によると、前線を伴った低気圧に向かい、南から暖かく湿った空気が流れ込んでいることで、雨が強まっている。高知県四万十町窪川では5日早朝までの24時間雨量が528・5ミリと平年の6月1カ月分の雨量を上回り、観測記録を更新した。

　6日午前6時までの24時間雨量は、多い所で東海200ミリ、関東甲信150ミリ、四国と近畿100ミリと予想されている。

(06/05 12:43)　朝日新聞デジタルより