ヤマハ、スクーター7万5千台をリコール

　ヤマハ発動機は18日、タイヤの空気が抜ける恐れがあるなどとして、スクーター「シグナスX　XC125」など3車種計7万4617台（2007年8月〜14年9月製造）のリコールを国土交通省に届け出た。

　後輪のタイヤをはめる「リム」の製造ミスで表面に凹凸ができ、タイヤと十分に密着しないため空気が抜ける恐れがある。今年8月、東京都八王子市で走行中に空気が抜けて転倒し、運転していた男性が腕を骨折する事故が1件発生した。

　この3車種では、電気配線が断線してウィンカーがつかなくなるなどの不具合も起きているという。

　問い合わせは、同社お客様相談室（0120・090・819）。

(11/18 20:38)　YOMIURI ONLINEより