気象庁、マグニチュード「9.0」に修正 世界観測史上最大級
東日本大震災について気象庁は13日、地震の規模を示すマグニチュード(M)を「8.8」から世界観測史上最大級となる「9.0」に修正した。
観測結果を詳細に分析した結果、さらに規模が大きくなることが判明した。アメリカ地質調査所によると、M9.0は記録がある1900年以降、世界で4番目に規模の大きい地震となる。
気象庁は、東日本大震災について、当初はM8.4としていたが、発生当日の11日にM8.8に変更していて、今回で2度目の修正となる。
アメリカ地質調査所によると、これまでで最も大きかったのが1960年に、南米チリで起きたM9.5の地震で、5700人が犠牲となった。22万人以上が犠牲となった2001年のインドネシア・スマトラ沖地震はM9.1。
(03/13 12:21) MSN産経ニュースより |