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2011F1第6戦 モナコGP決勝

小林が日本人過去最高の5位 モナコGP決勝、優勝はフェテル

 F1世界選手権シリーズ今季第6戦、伝統の第69回モナコGPは29日、モンテカルロ市街地コース(1周3.340キロ)で23台が出走して78周の決勝を行い、小林可夢偉(ザウバー・フェラーリ)が5位に入った。5位は日本人のモナコでの過去最高で、入賞は2008年の中嶋一貴(7位)以来2人目。

 昨季覇者のセバスチャン・フェテル(ドイツ=レッドブル・ルノー)が2時間9分38秒373(平均時速120.574キロ)で今季3戦連続5勝目、通算15勝目を挙げた。フェテルはモナコ初勝利。

 2位にフェルナンド・アロンソ(スペイン=フェラーリ)、3位にジェンソン・バトン(英国=マクラーレン・メルセデス)が続いた。

 78周予定のレースは、69周目に起きたクラッシュによりセーフティーカー先導となり、72周時点で赤旗中断。約20分後に再開した。

 12番手スタートの小林はタイヤ交換を遅らせる作戦で4位まで順位を上げると、レース中盤、クラッシュで1度目のセーフティーカー先導となった間にピットに入り、5位でコースに復帰。終盤には前走車を抜いて再び4位に上がった。77周目にマーク・ウェバー(豪州=レッドブル・ルノー)に抜かれたが、その後はルイス・ハミルトン(英国=マクラーレン・メルセデス)の追い上げを抑えきった。

 前日の予選でクラッシュし、負傷したセルヒオ・ペレス(メキシコ=ザウバー・フェラーリ)が決勝出走を取りやめたため、予選13位の小林のスタート順は一つ繰り上がった。

 第7戦・カナダGPは6月10〜12日、モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットで行われる。

(05/29 23:25) MSN産経ニュースより

いやはやハラハラドキドキの大変おもしろい展開であった。

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