フェテルが今季10勝目、レッドブルがコンストラクターV 韓国GP決勝
F1世界選手権シリーズ今季第16戦・韓国GPは16日、全羅南道霊岩郡の韓国国際サーキット(1周5.615キロ)で24台が出走して55周の決勝を行い、前戦・日本GPで史上最年少での2年連続ドライバー王座を確定したセバスチャン・フェテル(ドイツ=レッドブル・ルノー)が1時間38分1秒994(平均時速188.893キロ)で今季2戦ぶり10勝目、通算20勝目を挙げた。
ポールポジションから出たルイス・ハミルトン(英国=マクラーレン・メルセデス)が2位に続き、レッドブルのマーク・ウェバー(豪州)が3位。マクラーレンのジェンソン・バトン(英国)が4位、フェラーリのフェルナンド・アロンソ(スペイン)が5位だった。小林可夢偉(ザウバー・フェラーリ)は15位で完走した。
2番手発進のフェテルは1周目にハミルトンをかわすと、その後は安定したペースでリードを保った。ハミルトンは中盤以降、ウェバーと競り合い、順位を守った。
この結果、レッドブルの2年連続2度目のコンストラクターズ(製造者部門)王座獲得が決まった。コンストラクターズ・ポイント418点となった2位のマクラーレンは、558点としたレッドブルを残り3戦では逆転できない。
第17戦は28〜30日、初開催のインドGPとしてニューデリー近郊のブッダ国際サーキットで行われる予定。
(10/16 17:16) MSN産経ニュースより |