レース開催の是非がともかく、レースそのものは4戦目にして早くも4人目のウイナーが出るとても面白い展開であった。続き
フェテルが復活V、ライコネンが2位 バーレーンGP決勝
F1世界選手権シリーズ今季第4戦・バーレーンGPは22日、バーレーン国際サーキット(1周5.412キロ)で24台が出走して57周の決勝を行い、昨季覇者のセバスチャン・フェテル(ドイツ=レッドブル・ルノー)が1時間35分10秒990(平均時速194.301キロ)で昨季第17戦・インドGP以来の通算22勝目を挙げた。
2007年覇者で、2年のブランクの後に今季F1に復帰したキミ・ライコネン(フィンランド=ロータス・ルノー)が2位で、復帰後初の表彰台。同じロータスのロマン・グロジャン(フランス)が3位で初めて表彰台に上がった。
12番手発進の小林可夢偉(ザウバー・フェラーリ)は13位に終わった。
ポールポジションから出たフェテルは序盤、後続との差を広げた。しかし11番手発進のライコネンが徐々に順位を上げて2位に浮上すると、中盤には1秒差を切る接戦に。だが最後のタイヤ交換の後、ペースを取り戻し、ライコネンの追撃を振り切った。今季はこれで、4戦すべてで優勝者が変わる状態となった。
レッドブルのマーク・ウェバー(豪州)が4位、前戦・中国GPでF1初優勝を記録したニコ・ロズベルク(ドイツ=メルセデス)が5位。フェラーリのフェルナンド・アロンソ(スペイン)は7位、マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトン(英国)は8位でゴール。しかしロズベルクとハミルトン、アロンソのレース中の競り合いが審議の対象となっており、小林らの順位は変わる可能性がある。
第5戦・スペインGPは5月11〜13日、バルセロナ近郊のカタルーニャ・サーキットで行われる。
(04/22 23:15) MSN産経ニュースより |