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ブリヂストンがF1から撤退 経営環境悪化で

 ブリヂストンは2日、世界最高峰の自動車レース、フォーミュラ・ワン(F1)へのタイヤ供給を、平成22年いっぱいで打ち切ると発表した。同社は、経営環境が悪化する中、経営資源を再配分し、戦略分野の技術開発などへ投資を集中させることが必要性が高まったと説明している。

 ブリヂストンはF1の公式タイヤサプライヤーとして、9年にタイヤの本格供給を開始。20~22年は単独のサプライヤーとして、3年間の供給契約を結んでいたが、22年で契約が満了することに伴い、23年以降は新規の契約を結ばないこととした。

 ブリヂストンは、北米や日本国内のタイヤ販売本数が減るなどして業績が落ち込んでおり、本業のもうけを示す21年12月通期の連結営業損益予想は、前期比54%減の610億円の黒字に落ち込む見通し。

(11/02 11:44) MSN産経ニュースより

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