panoramania

SIGMA 8mm F3.5 EX DG CIRCULAR FISHEYE
　
購入は2011年1月2日、購入店はヨドバシカメラで購入価格は69,300円なり。
　
今までのNikon D90 ＋ Nikon 10.5mmの組み合わせでは、やはり周囲6枚に天底で2枚の計8枚はどうしても外せない。 それがD90 ＋ SIGMA 8mmの組み合わせならば、最小4枚で可能（ということを過日のパノラマ宴会で知り目から鱗）。 レンズの性能ではNikonの10.5mmに軍配が上がるという話もあるようだが、最小4枚というのはあまりにも魅力的。 そこで新年を迎えるに辺り、お年玉・お誕生日プレゼント・お中元・お歳暮・Xmasプレゼント・ご褒美、あるいは日頃のご愛顧に感謝・・・、理由はともかく手に入れてしまった。
　
ってな御託はともかく、いかに撮影枚数を少なくするか。 D90 ＋ 8mmの組み合わせで考えられる撮り方としては、計6枚のサイコロタイプ、計5枚の逆ピラミッドタイプ、計4枚のベースボールタイプの3つがあると思われるので、それぞれ検証を兼ねて試し撮りをしてきた。 なお、今回は三脚処理用の1枚は考えないものとする。
　続き
　
- サイコロタイプ -
　
ごくごくノーマルに東西南北天底でそれぞれ1枚ずつ、要するにサイコロのように立方体の各面、計6枚撮るタイプ（本来であればパノラマヘッドのアーム処理のため、底面を180度捻ってもう1枚撮るのだが、今回は無視した）。


ちなみに、各6面を下記のような（長辺を100%とし、真ん中から40%の実線・50%の点線、以下60％実線、70%点線と続く）ダミーに置き換えてみる。


このサイコロタイプでは、平均すれば各面共に60%前後のエリアを使う模様。
　
　
- 逆ピラミッドタイプ -　

これは、東西南北をそれぞれ下側に15度程度振って撮ることで底面をカバーし、残った天面を追加するタイプ。 ちょうどピラミッドを逆さまにした感じ。


これも、サイコロタイプ同様にダミーに置き換えてみる。

このピラミッドタイプでは、底面付近は80％エリアまで使わざるを得ないようだ。
　
　
- ベースボールタイプ -　

これは、北を上向き15度、東を下向き15度、南を上向き15度、西を下向き15度の計4枚で済ませるパターン。 8の字の皮を2枚貼り合わせて作る野球のボールのような感じ。


これも、ダミーに置き換えてみる。

当たり前の話だが、底面のみならず天面も80%エリアまで使わざるを得ない。
　
　
- 結論 -
省力化の点では、撮影枚数が4枚で済むベースボールタイプが一歩リード。 しかし、自分の性格では上15度・下15度を交互に繰り返すのはどうも。 きっと「あれ、次は上向きだっけ下向きだっけ」と混乱する可能性が大・・・。 画質の点では、レンズの一番美味しいところだけを使うサイコロタイプだが、結局、東西南北天底で6枚、アーム処理用で1枚、三脚処理用でさらに1枚の最終的に計8枚必要ってのも芸がない・・・。
逆ピラミッドタイプは、東西南北各面に映り込んでいるパノラマヘッドのアームは隣り合う面で消し合ってくれるし、これに三脚処理用の1枚を加えても6枚で済む。 そんなわけで、当面は逆ピラミッドタイプで研鑽してみようと思う。
　
　
　
それはそれとして、本日からpanoramaniaバージョン2.5って事で。