先日、とあるプロカメラマンの方とお話をする機会を得た。 で、その席でその方曰く「ただ撮るな。 対象に気を遣え。 テーマを問え」と。 むむむ、突き刺さるなぁ・・・。
つらつら振り返るに自分はどういう視点でパノラマを撮っているのだろうか。 基本的なスタンスは「その時その空間はどうだったか」を残したい、それも1枚のパノラマで。 だから、そこからが一番周囲を見渡せるのであれば、たとえ足下にタバコの吸い殻が転がっていたとしてもそこに三脚を構えたりする。 だってそれが真実だから。 もっともこれが観光地案内の依頼だったりなんかしたら、少なくとも見える範囲に関しては掃除するだろうが・・・。 そういう意味ではドキュメンタリー番組に近いのかも知れない。 イヤ、番組に例えるなら、ツーリングで行った先を撮っているから旅番組か・・・?
そんなわけで、戯れに過去の作品群をTV番組風に分類してみた。
やっぱり多いのは先に書いた通り旅番組。 北海道で撮ってきたこれなんて最たるものだな。 そしてこれはグルメ旅番組って感じ。
これなんかは部屋の紹介という意味では、CMか? と言っても、そんなに気を遣って撮ったわけではないから、言葉は悪いが同じCMでもせいぜい地方CMクラスか。
そして、ある朝突然に逝ってしまった愛機との想い出を数々の写真で綴ったこれは、まさに追悼番組。
ニュース報道番組からは、巨大クレーンの働く様子を紹介するこれとか、工事の進捗状況を定点観測で追うこれとか。
こうしてみると、ドラマ部門が全く無いな。 メロドラマとかホームドラマとか、とにかく何かネタを捜してみるかな。
そういえばバラエティー番組なんてのもあるね、世の中には。 とすると、リンクボタンを無駄に国旗やらパスポートにしてみたこれは、チと強引だが情報バラエティー? でもって、画面内にわざわざでっかいボタンをくっつけて内輪ではあるけど受けを狙ったあれなんかはお笑い番組だな。 というわけで当エントリーのオチに使わせていただきますが、次回はメロドラマ辺りでのご出演をお願いします、シバヤマ殿。
シバヤマ
了解。
そういうナルシス且つ自己顕示色の強い作業は大好きです。