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レス無用 独り言すれ!ッド
[30]無断転載 16/32:04/02/09 01:29
その時、俺は昨日の美雪の言葉を思い出した。
"""""""""""""""""""""""""""""""""
" 雪は触れるととっても冷たくて "
" すぐ溶けて無くなってしまうの。 "
" \_____ _______/ "
" V "
" ,,,,,,, "
" (‘ー‘ヾ " 省36
[31]無断転載 17/32:04/02/09 01:29
私の手足はとても冷たいの。
これはね、「血の巡り方が普通じゃないから」って教えてもらってる。
\___________ _________________/
V
,,,,,,,
(‘ー‘;ヾ
ノ(ノ )
ソレハ…
| ドウユウ コトナノ? コレガ…
| ,,,,,,, ワタシナノ…
| (; ゚A) (ー‘;ヾ
/ ̄ (ヽ)ヽ ̄ ̄ ノ(ノ )
/ ⊃⊃ ⊂⊂
[32]無断転載 18/32:04/02/09 01:30
私は心臓に病気を持って生まれて来たの。
普通の薬や手術では治せない病気なんだって。
今まで何度も発作を起こして、何度も死んでしまいそうになって・・・・。
だから・・・・、今でも発作を抑える薬を毎日注射してもらってるの。
\___________ _________________/
V
,,,,,,,
(‘ー‘;ヾ
ノ(ノ )
…ソレデ アノ
| ビョウインニ…
| ,,,,,,, …ウン
| (; 'A) (ー‘;ヾ 省4
[33]無断転載 19/32:04/02/09 01:30
発作が起きるたびに死にそうになって・・・・・・
それでも、今までなんとか生きて来て・・・・・・
でも、いつもお医者さんに「次の発作の時は命の保障は出来ない」
って言われ続けてて・・・・・・・。
こんな私だから、周りの男の子達はみんな私を避けていたの。
\___________ _________________/
V
,,,,,,,
(‘ー‘;ヾ
ノ(ノ )
私ね・・・・、子供の頃から一度も走った事が無いの。 省27
[34]無断転載 20/32:04/02/09 01:30
ごめんね・・・、毒男さん。
本当は、もっと早く話さないといけないって私わかってた。
でもね・・・、でもね・・・私も他の子と同じ様に恋がしてみたくて・・・・。
それにね・・・、それにね・・・・
毒男さんが・・・、毒男さんが・・・優しかったから・・・・・。
\___________ _________________/
V
,,,,,,,
(ー‘。ヾ
( ノ)
ごめんね・・・、ごめんね・・・・。
私、馬鹿だから・・・、本当に馬鹿だから・・・・ 省27
[35]無断転載 21/32:04/02/09 01:30
だからね・・・、だから毒男さんには・・・・
私の事は早く忘れて欲しいの。
\___________ _________________/
V
,,,,,,,
(ー‘。ヾ
( ノ)
┌────┐
│ │ │
│ │ │ ミッ…
│ │ ,,,,,,, ゴメンナサイ… ミユキチャン…
│ │ (ー‘ ヾ゚ ゚。 ヽ(A゚ ;) 省8
[36]無断転載 22/32:04/02/09 01:31
┌────┐
│ │ │
│ │ │ ……
│ │ | ミユキチャン…
│ │ | (A` ;)
│ / .| ノ( )ヽ
│/ .| ( (
└────┘
泣きながら美雪が出て行ったドアを、俺はボーゼンと見つめていた。
何も出来ずに・・・、何も言えずに・・・・。
[37]無断転載 23/32:04/02/09 01:31
それから俺は悩み続けた。
男と女として交わる事が出来ない美雪。
コドモモ ウメナイノカ…
_
_□ __//|_
(; 'A) .// ̄|_./|
(ヽ)ヽ/  ̄ /./
) ) | ̄ ̄ ̄|/
 ̄ ̄ ̄
一度発作が起きると、命を落としてしまうかも知れない美雪。
ホッサヲ カンゼンニ
| オセエラレナインダロウカ…
| ('A`;)
/ ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄
[38]無断転載 24/32:04/02/09 01:32
三日間考え続け、俺は心を決めた。
俺は美雪の為にこれからの人生を生きて行こう。
俺は美雪のそばに居られるだけで幸せだ。
俺は力の限り美雪を守り続ける。
\_____ ____________/
V
ゼッタイニ!!
('A`)
ノ( )ヽ
次の日、俺はバイトを休み、あの病院の前で美雪を待つ事にした。
あれから美雪はコンビニへは来なかったが、ここで待っていれば
美雪に会えるはずだ。
┌──────────┐
│ 茂名原 循環器病院 │
└──────────┘
____________ 省22
[39]無断転載 25/32:04/02/09 01:32
しかし、その日美雪は病院へ来なかった。
その次の日も俺は一日病院の前に立ち続けたが、美雪は来なかった。
三日目の夕方、一人の看護婦が俺に声を掛けて来た。
┌──────────┐
│ 茂名原 循環器病院 │
└──────────┘
____________
| | | |
| | | | ココニ ナニカ
| | | ゴヨウ デスカ ? ヒトヲ サガシテ
| | | ヽ⌒ノ イルノ デスガ…
| | | ソ´ー`) (A` ;) 省49
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0ch BBS 2007-01-24