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レス無用 独り言すれ!ッド 二言目
[303]圧縮比:12.2のバイク海苔:05/02/16 00:09
>>299 ハイオクとレギュラーどういう違いがあるんですか?
そっけなく言うとオクタン化(anti knocking性)が違うだけで、ハイパワーガソリンって訳ではないです。
同じ排気量ならエンジンの圧縮比が高い(高圧)方が爆発したときのパワーが強いのですが、圧縮が高いと空気が熱を放出するのでガソリンが勝手に発火しちゃう不具合が発生します。
あまり早く自然発火するとピストンの上昇(圧縮行程)に対して逆転方向へ作用しちゃうのでノッキングが発生します。
この自然発火しにくさを数字で差別したのがオクタン化(ハイオク=100)です。
ですから基本的には圧縮比の低いエンジンはミス着火の心配が少ないのでレギュラー、高圧縮によってハイパワーを出すエンジンはハイオクが必要になります。
メーカーは推奨する燃料に合わせてエンジンを調整していますのでレギュラー仕様にハイオクを入れても体感的には差はないと思います。
でも、日本のレギュラーは93ぐらいだったので海外の80代に比べれば結構ハイオクですがね。
余談ですが、バイクのように小型エンジンはシリンダーの絶対容量が少ないのでピストンリングからの少しの空気漏れが圧縮率に大きく影響します。エンジンパワーが低下したと感じたらオイルやガソリンを変えるより圧縮漏れを測定してピストンリングを変えたほうが性能復帰すると思います。
※燃料の違いについて分かりやすいように解説したのであって、エンジンのパワー(トルクx回転数)は圧縮だけで決まりません事を記しておきます。
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0ch BBS 2007-01-24