大型二輪免許への道

[23]しばやま：2003/08/21 12:40
8/21
・卒業検定(1)
　昨晩は柄にもなく緊張して眠れなかった。気を紛らわそうとLANZAで
急制動の練習に出たものの、改めてブレーキ機能の差を感じ、過度に行うと
感覚が狂うような気がしてほどほどに切り上げる。
今まで以上に朝も早いのでムリにでも寝ようと横になると、
せめてこれまでどおりのコンディションでできるように雨になるよう祈った。
　しかし明けてみれば当日は見事に晴れた日で、飽くまでも天は僕の敵だった。
始発のスクールバスに乗り込む頃には、長袖では汗ばむほどで
スクールについた後も緊張のため何度も何度もトイレに行った。検定前に体力を無駄遣いしていた。
順番は一番最後。はやく済めばいいものを、待ち時間の分だけターボのかかった心拍と戦うことになり、
本番になると足ががくがくと震えていた。こんなに緊張したのは何年ぶりだろう。
緊張するのは失敗を恐れるためで、何が怖いのかといえばこの試験一回に
10000円以上の費用が懸かっていることにある。失敗したら時間と金を無駄遣いすることになる。
また、某紙で普通二輪からの受験者の9割は規定時間内に受かっているという記事を読んでプレッシャーになっていた。
僕はすでに2度のみきわめをオーバーしている。「ダメな奴は何やってもダメ」という重々しい言葉が脳内を巡り、
今やコンディションは最低だった。

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