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2008年12月26日(金)
   これが時差ボケの威力なのか それとも昨晩早くに寝たせいなのか。 7時ぐらいにひょこっと目が覚める。 バンクーバーの緯度は北緯50度付近。 北海道最北端の宗谷岬よりもさらに北。 したがってこの時期の日の出は8時過ぎ。 外はまだまだ薄暗い。 photos #01
 
   特に朝食は用意されていないので、昨晩見つけておいたマクドナルドで朝食を取る。そして、ホテルを10時に出発。 この日の行程は、まずはエドモントンを経由し、最終目的地イエローナイフへ向かうというもの。 photos #02
 
   空港到着後、まずはエドモントンまでのチケットを渡される。 乗るのは、12時55分発エア・カナダ240便。 ビールなどを飲みつつ待つこと1時間あまり。 気が付くと出発時間が近いのにゲートに機材が見えない。 やっと来たかと思ったが、ボーディング・ブリッジ手前でじっと固まっている。 聞けば、雪に阻まれてブリッジまで来られないという。 なかなかやるな、エア・カナダ・・・。 photos #03
 
   13時を過ぎた頃、ようやく動き出しブリッジと繋がった。 新しくアナウンスされた出発時刻は13時35分。 しかし、10分前になっても搭乗の案内はない。 そのうち、14時20分へと出発時刻は変更され、その時刻が近づくと次は15時へと変更。 聞けば、乗務員の数が足りないことに気が付き慌てて手配をしているという。 そうこうしている内に15時になり機内へと。 しかし、結局飛び立ったのは16時30分過ぎ。 なかなかやるな、エア・カナダ・・・。 photos #04
 
   1時間半ほどのフライトを経てエドモントンに到着(ちなみに、バンクーバーとエドモントンには1時間の時差があるので、エドモントンの現地時間は19時)。 ここエドモントンから乗る予定だったファースト・エアの便には当然間に合わなかったので、19時40分発のカナディアン・ノースの便に急遽振り替え。 こうしてやっとこさっとこ最終目的地イエローナイフに到着したのは21時半。 エア・カナダの遅延がなければ、19時過ぎには到着しているはずだったのに・・・。 photos #05
 
   ところがそれだけで終わらないのが、このツアー。 空港の手荷物受取所で待てど暮らせど荷物が出て来ない(ちなみにここイエローナイフの気温はマイナス30度、空港を一歩外に出れば何もかもがカチンコチンに凍っている・・・)。 結局、添乗員さん含めて一行25人の内、荷物が届いたのはほんの数名(幸いなことに自分のスーツケースは無事届いたが、Genのはロストされた)。 ロストバケッジの手続きを済ませ空港をあとにしたのは22時を回った頃だった。 このロストバケッジの原因を作ったのは、エドモントンで荷物を積まなかったカナディアン・ノースか、エドモントンでカナディアン・ノースに荷物を渡さなかったエア・カナダか。 ここはやはりネタとして、エア・カナダのせいと云うことにしておきたい。 photos #06
 
   空港からバスに揺られること10分ほどでホテルに到着。 部屋に入ると、すでにレンタル品の防寒具一式がそれぞれ用意されている。 この防寒具はイエローナイフ滞在中ずっと貸してくれるもの。 その防寒着を着て再びホテルロビーに集合。 なお、この防寒具レンタル含めてイエローナイフでのアテンドは地元のオーロラビレッジというところが担当するらしい。 日本人観光客が多いのか、オーロラビレッジのスタッフも大半は日本人のようだ。 photos #07
 
   ホテルからバスに揺られること30分ほどでオーロラビレッジに到着。 オーロラビレッジとは要するにイエローナイフ郊外に設けられたオーロラ観賞用のレジャー施設。 その施設滞在中は、我々ツアー一行に専用のティーピー(カナダ先住民族の住居)があてがわれる。 photos #08
 
   深夜0時。 さぁいよいよオーロラとご対面。 オーロラの出現レベルは5段階に分けることが出来るらしい。 最初に見たのはレベル1か2程度のもの。 これは弱い発光で、言われなければ雲と間違えそうな感じ。 そのうちレベル3程度のものも出現してきた。 ここまで来ると素人目にもハッキリと認識できる。 さっそく三脚とCOOLPIX8800+魚眼レンズをセットする。 念願のオーロラCubicVRである。 嗚呼それなのにそれなのに、あまりの寒さにバッテリがすぐヘタる、あっという間にヘタる。 結局、まともに撮れたのはCubicVR1枚分のみであった・・・・。 photos #09
with CubicVR

 
   COOLPIX8800は完全に息の根を止め、IXYごときコンパクトデジカメではオーロラにはとても太刀打ちできない。 そんな時に限ってレベル4のオーロラが出現。 でもしょうがない。 脳裏にしっかりと焼き付けるべく、ガン見する。 そしてせっかくなのでオーロラビレッジにフォトサービスを申し込む。 要するに彼らに記念写真を撮ってもらうというもの。 photos #10
 
   そんなこんなのオーロラとの2時間。 時刻はすでに深夜2時。 明晩のリベンジを誓い、オーロラビレッジをあとにする。 こうして長い長い二日目は終わった。  

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